コラム:資産が欲しいなら宝くじを買うな パチンコもやめろ

友人がパチンコ、スロットを打っている。

宝くじも定期的に買っている。

ミームコインにも手を出している。

インデックス株は持っていない。

普通のサラリーマンにありがちだ。「一発逆転で大金持ちになる」。

実際のところ、大金持ちになる可能性は低い。

勝ち目の薄い勝負にうっても、大部分は負ける。

芸人を目指して養成学校で学ぶ若者のようだ。

本当に資産が欲しいなら、買うべきなのは宝くじではない。

世界各国に分散した株だ。

「運」に人生を委ねるべきではない

矛盾したことを言うようだが、人生は運で決まるが、運にすべてを委ねるべきではない。

どうなるかわからないけどやってみる。

そんな行動がうまくいくわけがない。

理屈だてて行動して、考えて考えて、最後は運に任せるしかない。

この状態に持っていかないと、うまくいくわけがない。

宝くじの当たる確率は低い

宝くじで一等を当てる確率は、いうまでもなく低い。

その確率は0.000005%とも言われている。

雷が自分に直撃する確率と同じだとか聞いたことがある。

言うまでもなく低い確率だ。

そんな低い確率にかけて何年も夢見るのは、あまりにも非合理的。

宝くじを買っている人も本気で「当たるかも」と思っているのだろうか。

「運が悪い」とすべて終わる

宝くじなどのあたりをあてにして生きる人生は、「運がいい」と確かに大成功を手にいれるだろう。

しかし大多数の人が「運が悪い」で終わるのだ。

人生の最後に「あーあ、俺の人生運が悪かったな」で終わっていいのか?

それで納得できるのか?

とはいえ「人生は運で決まる」

少し前述したように、とはいえ人生は運だ。

そもそも生まれからして運の要素が大きい。

家庭、国籍、その他環境。

多くが運で決まる。

配られたカードの中で、どこまでゲームを自分に都合よく運べるかの勝負だ。

人生が成功するかどうかは「試行錯誤の回数」

運で決まる要素が実際あるなら、何回もチャンスを増やせばいい。

打席に立つ回数が多くなればなるほど、ヒットを打つ確率も上がるのだ。

ギャンブルだって、じっさい回数こなせば当たる確率も増える。

宝くじだって同じじゃないかと思うが、宝くじは当たる可能性が低すぎて試行回数を増やしても当たる確率の上げ幅がたかが知れている。

運が回ってくるまでトライアンドエラーしかない

「やっと運が回ってきた」と思うまでトライアンドエラーしかないのだ。

何回も。何日も。何年も。

それは宝くじを買い続けるということではない。

理屈でコントロールできる事象を、失敗したら失敗の理由を研究して、次はその失敗した理由をなくせるような行動をするしかない。

ギャンブルは「トライ」に含まれない

ギャンブルはトライに含まれないと思っている。

反論はあるだろうが、理屈で成功に導くのが難しいと思っているからだ。

考える要素は少なく、「一か八か」の要素が大きい。

それがギャンブル。

たとえ一度成功したとしてもそれはたまたまにすぎない。

再現性は少なく、何度も成功する確率は限りなく低いのだ。

自分の努力でラッキーに近づけることが挑戦

トライは、自分の努力で成功に近づけられることを言う。

練習したり勉強したり、時に失敗を繰り返すことで、「運が良かった」に近づけられるもの。

それが挑戦であり、トライだ。

銘柄を研究して経済を読み解く「株式投資」はトライ

ここで私が好きな株式投資の話をしたい。

株式投資、とくに個別株投資には時間がいる。

セクターをみて業績をみて、現在の社会情勢を考えてチャートの形をみて、割安度合いをはかって。

ようやく投資できるか決まる。

ここで下した判断は一か八かの要素は少なくなり、トライに当てはまるということだ。

狙って投資する個別株投資はさながらダーツ

個別株投資はいろいろ例えようがある。

狙って打ち込むダーツのようでもある。

ダーツも試行錯誤ができる遊びだ。

分析する要素こそ少ないかもしれないが。

運に左右されるとはいえそこに理屈がある

株式投資は時にギャンブルだと言われる。

上がるか下がるか、最終的に運できまることは否定できない。

しかしその前に理屈を突き詰めている。

そして理屈上株価が上がると踏んだのなら、長期的にみて上がる確率が高い。

先人の知恵でギャンブル要素を減らす

何度も言っているように、大切なのはギャンブル要素を少しでも減らすことだ。

そしてギャンブル要素を減らすためにできることは多い。

例えば書籍などで先人の知恵を学ぶこと。

先人が失敗したことを繰り返さなければ、自分も同じ失敗をする可能性を減らせる。

ドイツ初代宰相のビスマルクは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言ったが、私も同感である。

まとめ:貧乏を自覚したら金持ちと同じ行動を

自分はお金を持ってないことを自覚したら、まずはお金持ちと同じ行動をしてみることだ。

金持ちは意外と質素に暮らしている。

タバコは吸わず、外食も少なめだ。

服はユニクロで済まし、趣味も読書だったりおとなしい。

自分の生活を見直してみて、未来を想像してみるといい。

もし未来の自分が金持ちになっているとして、今の自分と繋がるか?

今の自分の行動は、金持ちのステータスに直結するか?

もし金持ちの未来が遠いと考えたなら、今すぐやめるべきだ。

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